盛岡・紫波・八幡平を中心に外壁・屋根塗装を行っております。東北ペイント盛岡店です。いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
梅雨が明けずにジメジメした日が続いていましたが、ここ数日は晴天。夏がやっと来た!という感じですね。炎天下の中ですが、塗装を行う上では天気が良いのが何よりの好条件になります。
さて、先日より作業に入っている矢巾町の現場。足場架設に引き続き、本日は洗浄作業を行っております。洗浄作業とは言ってもピンと来ない方もいるのでは!?『ただ屋根を流すだけなんじゃない?』と思われるかもしれませんが…
洗浄作業は塗装を行う上では、基盤とも言えるぐらい大切な工程になるのでしっかり行わなければなりません。また、その現場ごとの塗装前の状況。前回の塗り替え時にどんな塗料を使ったかも確認します。
今回の矢巾町のお客様の場合、現状はグラファイト塗装の施された屋根でした。
そもそも、グラファイトって何!?って思いますよね。
グラファイト塗装の話に入る前に、グラファイトの簡単なご説明を✍
グラファイトとは、簡単に言うと『黒鉛』です! ですが、鉛は一切含まれておらず炭素100%です。見た目はアルミホイルを丸めたような…。光沢があるのも特徴です。根本的に、黒鉛粉末は油分を含んでいませんが、潤滑性と導電性に優れている為、ちりやほこりが溜まりやすいのです。黒鉛を身近で使っているものには鉛筆の芯などが挙げられます。
ざっくりと説明をしてしまいましたが、なんとなーく『グラファイト』について理解頂けましたでしょうか?
そんな性質を生かし、冬場など屋根に積もった雪が滑りやすくするために開発されたものが『グラファイト塗装』なのです!最近では使用されることがなくなりましたが、独特な風合いのあるマットな質感の塗料です。
ところが今回の塗り替えの場合、逆にそのメリットがデメリットに。
なぜ?と思った方。
潤滑性に優れているが故に、前回塗った際の塗膜が滑りやすくなります。その為足元が不安定になってしまい作業効率が下がるのです。
これにより滑りが解消され 作業効率を上げる為に、一般的な洗浄作業を行っても改善されません。では、どうするの…?
東北ペイントでは、90~120度の高温水を使用した高圧洗浄機を使います。
これにより、滑りが解消され安心して塗装ができます。更に作業効率も上がります!!
さて、今回のようにグラファイト塗装後の塗り替えを考えた時、重要な事。それは、
この重要な下地材選びで苦戦し、行き詰ってしまうお客様が多いようです。
弊社は塗料販売店でもあるので問屋さんとの取引も行っており、月に何度か取引先の方が東北ペイント本社へ訪問してくださっています。塗料の説明や新製品の紹介等、直にお話をする機会があるのでその都度塗料について深く熱く語ります。
その繰り返しの中で、お客様の悩みを解決できるだろう!!と、胸を張って説明できる一つの下地材にたどり着きました。その下地材とは…??
塗り替えを考えているお客様の中にも、『下地材が重要なのは分かるけれど実際なにを使ったらいいかわからない…。』という方いらっしゃるかと思います。そんな方にぜひお問合せして頂けたらなと思います。お気軽にお問合せお待ちしております。
ご覧いただきありがとうございました。外壁・屋根塗装は東北ペイントへ。
-2019年7月23日(火)-